750年前に起きた未曾有の国難である元寇。鎌倉幕府衰退の一因とも言われ、ここ鎌倉で活躍された日蓮聖人とも深い関わりがあります。僧侶と共に関係のお寺を訪ね、今も残る元寇の影響を確認し、鎌倉の歴史・文化を異なる視点から辿る特別拝観ツアーです。
光則寺は、『立正安国論』を日運聖人が上呈した時の幕府側の窓口であった宿屋光則の屋敷を寺としたものです。
収玄寺は、『立正安国論』上呈等の結果、龍日で斬首されることとなり、捕縛された日連聖人に従って龍口まで供をした四条金吾の屋敷跡を寺としたものです。
霊跡本山龍口寺は、龍口の刑場後に建てられたお寺で、日蓮聖人にとって最大の法難の場所と言えます。
常立寺は、杜世忠等の元からの使いが龍口で処刑され葬られた後に建てられたお寺です。